【改定】HoloLens 2 で出来るようになること7


発売は今年中。$3500でまずはプレオーダー開始ですが、関係者は沸き立っています。デザインはうん?と思った方もいたかもしれません。でも見ているうちに「行き着いた先のデザイン」であることに納得していました。

Microsoft HoloLens 2

後ろはおそらくバッテリーなのでしょう。重量で見れば初代の579gに対して、566gと僅かに軽くなっただけのように見えます。しかしデザインを変え、重心を変え、ホールドを向上することで、装着感を高めています。キャップをかぶるかのような手軽さで装着できます。

Exploded view of the HoloLens 2.
HoloLens 2 の分解図

フロント部はVRデバイスであるWindows Mixed Reality デバイスと同様に、フリップアップ機構を持ち運用性をアップしています。フリップができるということは鼻への荷重もなくなったということでしょう。そして、眼鏡の方も楽に装着できるはずです。

「Hololens2 flip up」の画像検索結果
フリップアップするHoloLens2

【ポイント1】長時間装着しづらかった

HoloLens を長時間装着しているとずれやすくなります。そのため強く頭に締め付けると頭が痛くなります。今回は重量バランスの変更によりずれにくくなり、さらに簡単な締めでしっかりホールドされます。

【ポイント2】ちゃんと見える位置に合わせづらい

体験会などでよくありました。キャリブレーションしていないので瞳孔間距離が合わない場合や、上が切れたり、下が切れたり、正しい位置に合わせられないケースが多かったです。今回アイトラッキングによりそのあたりが自動的に補正され誰がかぶっても適正な映像が得られるようになりそうです。

一番気になっていた視界、視野に関する発表。まずは解像度が47pixels /degreeに。1ラジアンあたり2693ドット。むちゃくちゃ高精細です。Retina以上と思ってもいいでしょう。

げげ、解像度2倍。処理大丈夫なの?

そして気になっていた視野角は初代モデルの2倍以上です。最初からこういう数字を出してくるのはちょっとアップルのイベントみたいです。

視野角2倍。これだけでもう満足

【ポイント3】ホログラフィックに近づけなかった

HoloLensの視野角は消して広いものではありません。そのため大きなホログラムは遠方に置かなければ全体が見えません。実際に開発者には2-5m先にホログラムは置きなさいと言っていました。近づくと見える範囲はかなり小さくなり、目の前30cmくらいではA4くらいしか見えないと思います。視野角が広がることで実はホログラフィックの近くまで寄って全体像を見ることがしやすくなるのです。

そして驚くべきハンドトラッキング性能。つまむ、触る、回すといった機能が実現できそうです。視野角の拡大とハンドトラッキングの向上により、今まではちょっと遠くにあるホログラムを離れて操作する、という使い方から、目の前にあるホログラムを直接触って操作する、事ができるようになりそうです。

ホログラムを押したり、握ったり、直感的な操作が可能に!

【ポイント4】直感的な操作とホログラムに触れる操作

これまでAirTapという左クリック機能のジェスチャーしかありませんでしたが、今度のハンドトラッキングは手を細かく認識します(話だと片手で25点?)コレにより握る、離すというジェスチャーも可能ですし、つまむ、回す事もできます。視野角によって近くまで寄れるようになったホログラフィックを今度は触って操作することができます。

アイトラッキングも付くようです。そして合わせて虹彩認証を使ったWindows Hello への対応も。ホログラムを描画する位置はアイトラッキングで自動的に調整されそうです。無造作にかぶっても目の位置に合わせて映像を出せれば、キャリブレーションツールが要らなくなっちゃいますね。

アイトラッキングは新しい操作方法にもなる?

【ポイント5】入力の増加

HoloLens における入力は、ハンドトラック、AirTap、Bloom、そして音声くらいです。実は入力の貧弱さは問題で、開発者は色々なアイディアを駆使していました。アイトラッキングは限定的ながら新しい入力になりえます。ハンドトラッキングの拡張に合わせて、両手が使えないときも(精度は落ちますが)限定的な入力として有効な手段になるでしょう。

もちろん、前述のようにアイトラッキングによるオートキャリブレーションの効果は大きくなるはずです。

空間認識データであるSpatial Anchorをクラウドプラットフォーム出る、Azure で管理、連携できるのも素晴らしい。これはHoloLensだけでなく、iOSのAR Kitや Android のAR COREとも連携を考えられているもの。この発想も素晴らしい。

空間情報をクラウド経由で共有し新しい体験を実現できる

【ポイント6】連携しやすく

HoloLensでのデバイス連携はかなり開発者の負担が多かったので、スタンドアロンでの利用が多かったのです。でもシェアリングはホロレンズの最も効果を発揮する機能で、コレを支援するためのサービスが提供されるのは素晴らしいことです。HoloLens2 のデモを一緒にiPad Proで確認するのは当たり前になるかもしれません。

そしてリモートレンダリング。もともとPCに比べてスペックが高くないHoloLens はポリゴン数を抑えないと処理ができない状況でした。リモートレンダリングは、クラウド上で描画処理を行い、デバイスに出来上がった画像だけを転送する技術です。これにより、高精細な3Dグラフィックデータをクラウドでレンダリングし、HoloLens2上で再現することができるようです。

リモートレンダリングで高精細な3Dデータも表示可能に

【ポイント7】高品質なポリゴンデータが表示できるようになる!

HoloLensのCPUはATOMです。メモリも2G歯科ありません。その中で扱えるホログラフィックは多くて10万ポリゴン。商用の高品質な3Dデータはとてもじゃないですが、簡素化しないと表示できません。モバイルデバイスである以上コレは宿命なのですがそれを打破する技術がリモートレンダリングです。高品質なレンダリングができるようになると、商品カタログや、納品チェックなどがこの技術でより実用的になるかもしれません。企業のCADデータをそのまま流用することで、よリデバイスが使いやすくなることも十分期待できます。

まずはプリオーダー開始。発売は年内とまずは静観ですが。今年中に我々が体感できる新しい世界があることは現実となりました。このデバイスで今までできなかったいろんなことをするために、まずは準備ですね。

【改定】HoloLens 2 で出来るようになること7” への1件のフィードバック

追加

  1. はじめまして。先日のパブリックビューイング生配信拝見しました。HoloLensに関する興味深いお話、面白いお話が沢山聞けてとても楽しい放送でした!またの機会がありましたら是非よろしくお願いします!

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