塗装ブースの改造


大人のガンプラにハマりつつ、それでも塗装はなしで避けていましたが、やはりたくさんの方のきれいな作品を見るとどうしてもやりたくなって、ついにエアブラシに手を出してしまいました。

購入したのはレッドサイクロン

ここで大事なのが塗装環境。室内でやるために塗装ブースが必要です。いくつか有名なのがありますが「塗装するときだけ塗装ブースを出す」という状況なので結局エアテックス社のレッドサイクロンにしました。コンパクトに畳める素晴らしい塗装ブースです。

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このレッドサイクロン。後ろのダクトも簡単につけ外しができるので収納には最適なのですが、取り付けたときに本体に垂直にダクトが伸びるため、本体後ろにかなり長いスペースを確保する必要があります。これはいけません。

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そのため、先人の方々が、エアコン用の配管用品を使っって垂直方向にダクトを出すためのパーツをレッドサイクロンにつけている改造を紹介していますが、紹介されている殆どが本体に直接つけているため、レッドサイクロンの収納性が犠牲になってしまいます。ですので取り外しができて、さらに背面が薄くなるように改造してみました。

取り外し可能な垂直ダクトに改造

まずはもともとのダクトパーツ(ホーススリーブといいます)をカットします。ダクトの強度を出すための30度ずつ管の根本が補強されていますが、その上あたりと補強部分の先をカットします。これはエアコンの部材のほうが少し小さいためです。

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ちなみにこの部材が結構肉厚でカットがけっこう大変です。私は電気ノコギリを使いましたがそれでもけっこう大変でした。三角の先は1本ずつ横から縦からホビー用のノコで簡単にカットできます。(ニッパーとかでは多分難しいです)

取り付けは超強力厚手の両面テープ

続けて取り付けですが、厚手の超強力両面テープを使用。1cmくらいの幅の両面テープを半分に細くカットして、更にそれを3cmくらいの長さでカットして、円形に貼り付けて配管用の部材(ウォールコーナーという製品名です)を取り付けます。

はみ出ているところはカッターをあててでカット。これで着脱式のL時配管が出来上がりです。

最後に念の為排気漏れを考えてコーキング剤で埋めておきます。1,2日でしっかり固まるはず。オリジナルのホーススリーブ&ダクトと比べると本体背面で必要な空間がかなり減ったことがわかります。壁際10cmまで寄せられるようになりました。

完成

これでようやく完成。普段は引き出しの中にしまってあるレッドサイクロンを引っ張り出して、ウォールコーナータイプになったホーススリーブを付けて、あとはダクトの先を窓から外に出せば完成です。本当は常設できれば楽なんですけどね。

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レッドサイクロン用ホーススリーブ ネジ不要タイプ

ちなみに加工に失敗したら困るという方のために、こちらのホーススリーブはエアテックスさんで販売されています。

今回使ったのはこちら。どちらも500円以下で近くのホームセンターでは更に400円未満でした。

 

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